イベントデバッグプラグイン – EventDebugger.js

タイトル
イベントデバッグプラグイン
作者名
ヘルプ
任意の箇所でイベントの実行を一時停止して、1行ずつ実行(ステップ実行)が
できるようになります。開始方法は以下の3通りです。

1. 指定されたキー(デフォルトF7)を押下する。(※1)
2. プラグインコマンド[BREAK_POINT]を実行する。(条件が指定可能です)
3. イベントテストを実行する。
4. プラグインコマンド[AUTO_BREAK]で指定した条件を満たす。(※2)
※1 並列イベントが複数実行されている場合、どこで止まるかは不確定です。
※2 条件を満たした次のイベント命令からステップ実行が開始します。
1フレーム中で実行しているイベント数が多い場合、この機能はパフォーマンスを
低下させる可能性があります。

止めている間は以下の操作が可能です。

1. ステップ実行(イベントを1コマンドずつ実行)
2. 実行中のイベントリスト確認
3. 実行したイベントのパラメータ確認
4. デバッグ画面(F9)を開いてスイッチや変数の操作(※2)
5. コンソールから任意のJavaScriptを実行
※2 マップ画面でのみ有効です。

ステップ実行には以下の種類があり、対応するファンクションキーを指定できます。

ステップイン:1行実行する。コモンイベントの呼び出し先もステップ実行する。
ステップオーバー:1行実行する。コモンイベントの呼び出しは一括実行する。
再開:ステップ実行を終了し、通常のイベント実行に戻る。

また、各イベントコマンドの実行にどのくらい時間が掛かったかを出力します。

さらに、変数やスクリプトの評価結果を常時監視することができます。
監視対象が登録されている場合、右上にウィンドウが表示されます。
数値を指定した場合は変数値が、文字列を指定した場合はスクリプトの
評価結果が表示されます。
所定のファンクションキーを押下するか、以下のスクリプトを
デベロッパツールから実行すると監視対象を登録できます。

DebugManager.watchVariable(5); # 変数[5]の値を常に監視します。

このプラグインはテストモードでのみ動作し製品版にはなんら影響を与えません。

プラグインコマンド詳細
イベントコマンド「プラグインコマンド」から実行。
(パラメータの間は半角スペースで区切る)

BREAK_POINT \v[1] === 3 # 条件式[\v[1] === 3]を満たしていたらステップ実行開始
B \v[1] === 3 # 同上
AUTO_BREAK \v[1] === 3 # 条件式[\v[1] === 3]を満たした時点でステップ実行開始
AB \v[1] === 3 # 同上

利用規約:
作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)
についても制限はありません。
このプラグインはもうあなたのものです。
パラメータ
param ステップ開始
desc 次に実行されたイベントコマンドからステップ実行を開始するためのファンクションキーです。
default F7
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param ステップイン
desc ステップ実行時にステップイン(1コマンド実行)するためのファンクションキーです。
default F11
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param ステップオーバー
desc ステップ実行時にステップオーバー(1コマンド実行)するためのファンクションキーです。コモンイベントを飛ばします。
default F10
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param 続行
desc ステップ実行を中断して続行するためのファンクションキーです。
default F6
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param 表示切替
desc デバッグ用ウィンドウの表示状態を切り替えます。Shiftキーでも切り替えることができます。
default F6
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param 変数監視
desc 常駐して監視するゲーム変数もしくはスクリプトを入力するダイアログが表示されます。
default F1
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param 監視最大数
desc 監視する変数の最大数です。あまりに大きな値を指定するとパフォーマンスが低下する可能性があります。
default 3
type number

param イベントテスト
desc イベントテストを行うと自動でステップ実行になります。
default true
type boolean

param 機能キー抑制
desc ファンクションキー押下時、デフォルトや他のプラグインの動作を抑制します。
default false
type boolean

param OK動作
desc ステップ実行時に決定ボタンを押した場合のファンクションキーの動作を設定します。
default F11
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param キャンセル動作
desc ステップ実行時にキャンセルボタンを押した場合のファンクションキーの動作を設定します。
default F6
type select
option none
option F1
option F2
option F3
option F4
option F5
option F6
option F7
option F8
option F9
option F10
option F11
option F12

param Ctrl同時押し
desc 各機能を利用する際にCtrlキーの同時押しが必要かどうかです。他のプラグインと対象キーが競合する場合に利用します。
default false
type boolean

param Alt同時押し
desc 各機能を利用する際にAltキーの同時押しが必要かどうかです。他のプラグインと対象キーが競合する場合に利用します。
default false
type boolean

param スクリプトデバッグ
desc イベントコマンドの「スクリプト」でエラーが発生した際の動作を設定します。0:エラー(通常通り) 1:ステップ実行 2:無視
default 1
type select
option エラー(通常通り)
value 0
option ステップ実行
value 1
option 無視
value 2

param CTRLで無効化
desc CTRL(Macの場合はoption)キーを押している間はステップ実行の条件を満たしてもステップ実行しません。
default false
type boolean

ライセンス表記
作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)
(C)2015-2018 Triacontane
This software is released under the MIT License.
http://opensource.org/licenses/mit-license.php

紹介ページ https://github.com/triacontane/RPGMakerMV/blob/master/EventDebugger.js