ピクチャ関連のイベント機能拡張プラグイン – PictureVariableSetting.js

タイトル
ピクチャ関連のイベント機能拡張プラグイン
作者名
ヘルプ
ピクチャ関連のイベント命令の機能を拡張します。
プラグインコマンドから機能を有効にしてください。

1.ピクチャ関連のイベント命令で番号が「指定された変数の値」になるよう
仕様を変更します。
例えば番号に「1」を設定すると「1」番の変数の値をピクチャ番号として設定します。
プラグインコマンドから「P_VARIABLE_VALID」「P_VARIABLE_INVALID」で
有効/無効を切り替えてください。(初期状態では無効です)

2.ピクチャのファイル名に変数を組み込むことが出来るようになります。
連番を含むファイル名などの柔軟な指定に有効です。
プラグインコマンド「P_D_FILENAME」を実行してから
「画像」を指定せず「ピクチャの表示」を行ってください。

要注意! ピクチャのファイル名を動的指定した場合、デプロイメント時に
未使用ファイルとして除外される可能性があります。
その場合、削除されたファイルを入れ直す等の対応が必要です。

3.以下のイベントコマンドの対象が「複数のピクチャ」になります。
  詳細は各プラグインコマンドの説明を確認してください。
・ピクチャの移動
・ピクチャの色調変更
・ピクチャの回転
・ピクチャの消去

プラグインコマンド詳細
イベントコマンド「プラグインコマンド」から実行。
(引数の間は半角スペースで区切る)

P_VARIABLE_VALID : ピクチャ番号の変数設定が有効になります。
P_VARIABLE_INVALID : ピクチャ番号の変数設定が無効になります。
※ 一度有効に設定したら、無効にするまでずっとそのままです。
例 P_VARIABLE_VALID

P_D_FILENAME [ファイル名]
次に表示するピクチャのファイル名に変数を含めることができます。
変数は「文章の表示」と同様の書式\V[n]で組み込んでください。
拡張子は指定しないでください。
例 P_D_FILENAME file\V[1]

P_TARGET_ALL
ピクチャ関連のイベントコマンドの対象を
「表示している全てのピクチャ」に変更します。
1回実行すると設定はもとに戻ります。
例 P_TARGET_ALL

P_TARGET_RANGE [開始番号] [終了番号]
ピクチャ関連のイベントコマンドの対象を
「開始番号から終了番号までのピクチャ」に変更します。
1回実行すると設定はもとに戻ります。
例 P_TARGET_RANGE 3 5 3番から5番までの表示しているピクチャが対象

P_TARGET_MULTI [ピクチャ番号]
ピクチャ関連のイベントコマンドの対象を
「指定したすべてのピクチャ」に変更します。カンマで区切ってください。
1回実行すると設定はもとに戻ります。
例 P_TARGET_MULTI 3,5,6,\v[1] 3番、5番、6番、変数「1」番のピクチャが対象

P_SPIN [ピクチャ番号] [角度] [時間(フレーム)] [完了までウェイト]
対象のピクチャを指定した角度(degree)まで回転させます。正の値が時計回りです。
時間を0にすると即座に指定した角度に設定されます。
このコマンドには「P_TARGET_ALL」等が適用されます。
一番後ろに「WAIT」と付けると、回転が完了するまでウェイトします。
例 P_SPIN 1 90 60 WAIT
-> ピクチャ番号「1」を60フレーム掛けて90度回転させる。

P_SPIN_RELATIVE [ピクチャ番号] [角度] [時間(フレーム)] [完了までウェイト]
対象のピクチャを現在の角度を基準に、指定した角度のぶんだけ回転させます。
それ以外は「P_SPIN」と同様です。
例 P_SPIN_RELATIVE \v[1] -90 0
-> 変数「1」の値のピクチャを、現在の角度から-90度まで即座に回転させる。

P_SHAKE [ピクチャ番号] [強さ] [速さ] [角度] [時間(フレーム)] [完了までウェイト]
対象のピクチャをシェイクさせます。強さと速さはイベント「画面のシェイク」と
同様の9段階の数値で指定します。角度(degree)はシェイク方向を0から360までの
値で指定します。(90で縦方向にシェイクします)
時間を指定しないと、停止するまでシェイクし続けます。
一番後ろに「WAIT」と付けると、回転が完了するまでウェイトします。
このコマンドには「P_TARGET_ALL」等が適用されます。
例 P_SHAKE 1 3 9 0 60 WAIT
-> ピクチャ番号「1」を60フレームのあいだ、強さ3、速さ9で横方向にシェイクします。

P_STOP_SHAKE [ピクチャ番号]
対象のピクチャをシェイクを止めます。P_SHAKEで時間を指定しないと
ずっとシェイクし続けるので当コマンドで無効にします。
このコマンドには「P_TARGET_ALL」等が適用されます。
 例 P_STOP_SHAKE \v[1]
-> 変数「1」の値のピクチャのシェイクを止めます。

P_OUT_OF_SCREEN_SHAKE_ON [ピクチャ番号]
対象のピクチャが画面のシェイクと連動しないようになります。
メッセージウィンドウ等と同じ扱いになります。
このコマンドはピクチャの表示後に実行する必要があります。
また、このコマンド実行後に同一番号でピクチャを再表示すると無効になります。

例 P_OUT_OF_SCREEN_SHAKE_ON 1
-> ピクチャ番号「1」が画面のシェイクと連動しないようになります。

P_OUT_OF_SCREEN_SHAKE_OFF [ピクチャ番号]
対象のピクチャが画面のシェイクと再度、連動するようになります。
例 P_OUT_OF_SCREEN_SHAKE_OFF 1
-> ピクチャ番号「1」が画面のシェイクと再度、連動するようになります。

利用規約:
作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)
についても制限はありません。
このプラグインはもうあなたのものです。
パラメータ
param 初期値
desc 初期状態での有効/無効の設定値(ON/OFF)
default OFF

param ピクチャ表示最大数
desc ピクチャ表示最大数(デフォルト100個)を設定します。
変えない場合は何も入力しないでください。
default
ライセンス表記
作者に無断で改変、再配布が可能で、利用形態(商用、18禁利用等)
(C) 2015 Triacontane
This software is released under the MIT License.
http://opensource.org/licenses/mit-license.php

紹介ページ https://github.com/triacontane/RPGMakerMV/blob/master/PictureVariableSetting.js