Googleマップにアクセスして地図画像を取得、表示します – TMGoogleMaps.js

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Googleマップにアクセスして地図画像を取得、表示します
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注意事項:
このプラグインを使用してゲームを作成する際は必ずGoogleマップの利用規約にも
目を通してください。使用により何らかの不利益が発生してもプラグイン作者はその
責任を負いません、すべて自己責任でお願いします。

使い方:
最初にプラグインコマンドの geoCoding を実行して現実世界の座標を取得します。
取得が成功した状態で geoParallax を実行すれば、遠景がその座標の地図に変更さ
れます。

プラグインコマンド:
geoCoding address 日本
住所や地名でジオコーディング。この例では日本という地名に該当する場所の
情報をGoogleマップに接続して取得します。通信が完了したかどうかをチェック
するには後述のスクリプトコマンドを利用します。

geoCoding actor 5
アクター5番の名前でジオコーディング。

geoCoding vn 10
変数10番の値でジオコーディング

geoCoding latlng 35.794 139.790
緯度と経度で逆ジオコーディング

googleParallax 1 2
直前のジオコーディング結果から得られる地図画像を遠景として設定します。
数値は遠景のスクロール量( X と Y )です。

googlePicture 1 0 48 96 100 100 255 0
直前のジオコーディング結果から得られる地図画像をピクチャとして表示する。
数値は左から順に ピクチャ番号 原点( 0 = 左上 / 1 = 中央) X座標 Y座標
拡大率(横) 拡大率(縦) 不透明度 合成方法 の8つです。
後ろの方にある数値は省略することが可能ですが、たとえば拡大率だけを
省略することはできません。数値を4つ書いた場合は ピクチャ番号 ~ Y座標
までの4つが有効になります。

googleMapType 2
地図画像のタイプを設定します、このコマンドよりも前にダウンロードされた
画像には適用されません。数値は 0 ~ 3 を設定してください。
0 = roadmap / 1 = satellite / 2 = hybrid / 3 = terrain

googleMapZoom 12
地図画像の拡大率を設定します、このコマンドよりも前にダウンロードされた
画像には適用されません。画像の大きさではなく、地図の縮尺です。

googleMapWidth 512
地図画像の解像度(横)を設定します、このコマンドよりも前にダウンロード
された画像には適用されません。

googleMapHeight 512
地図画像の解像度(縦)を設定します、このコマンドよりも前にダウンロード
された画像には適用されません。

googleAddress 4
直前に実行されたジオコーディングによって得られた住所を、指定した番号の
ゲーム変数に代入します。この例ではゲーム変数4番に住所(文字列)を代入。

スクリプトコマンド:
geoCoding を実行した後、通信が完了したかどうかをチェックする必要があります。
チェックのためのコマンドはありませんので、イベントコマンド『スクリプト』を
使用します。

$gameTemp.isGeoCodingComplete()
geoCoding の通信が完了していれば true を返す

$gameTemp.isGeoCodingError()
geoCoding の通信中にエラーが起きれば true を返す

$gameSystem.isGeoDataEmpty()
geoCoding の通信の結果、座標が取得できなかった場合に true を返す

上記3つのスクリプトをイベントコマンド『ループ』と『条件分岐』で使用し、
通信の状態や結果を監視して、最終的に isGeoCodingComplete が true かつ
isGeoDataEmpty が false を返したら geoParallax を実行してください。

おまけ機能:
前回の geoCoding との距離を取得することもできます。
$gameSystem.getGeoDataDistance()
イベントコマンド『変数の操作』のスクリプトとして上記コマンドを使用すると
前回実行した geoCoding で取得した座標との差(距離)を変数に代入することが
できます。前回、あるいは直前の geoCoding が失敗している場合には -1 が代入
されます。

イベントコマンド『文章の表示』に距離を表示したい場合は \DIST という制御文字
を使えば小数点以下3桁、単位つきの距離に置き換わります。
getGeoDataDistance を使う必要はありません。

パラメータ
param earthR
desc 地球の半径(km)
初期値: 6378.137
default 6378.137

ライセンス表記
責任を負いません、すべて自己責任でお願いします。

紹介ページ https://hikimoki.sakura.ne.jp/index.php?article=plugin_neta